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色んなジャンルのディスクレビュー。割ときつめな、こなしてく系の作業になると思います。

ジャコ・パストリアス/ジャコ・パストリアス

ジャコ・パストリアスの肖像+2 ジャコ・パストリアスの肖像+2
ジャコ・パストリアス (2000/08/18)
ソニーミュージックエンタテインメント
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すごく分かりやすいというかふつうにカッコいいので耳障りがいい一枚。
まぁ曲の印象がバラバラなのはかわんないけど、ジャコはやっぱしそこがステキ。一曲目が呪術的で奇妙なリズムでジャコが弾き狂うベースソロの「ドナ・リー」で、無茶苦茶カッコいいボーカル・ファンクの「カム・オン・カム・オーヴァー」が来て、その後に夢幻的な「コンティナム」が来たりしてね。
ジャコベースのリズムって独特でホントいいよ。もし聴いたことない人いるんならすごくオススメしたい。

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ジャコ・パストリアス/ワード・オブ・マウス

ワード・オブ・マウス ワード・オブ・マウス
ジャコ・パストリアス (1995/10/25)
ワーナーミュージック・ジャパン
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ジャコはトータル・ミュージックをやった人。
ジャズだろうが、フュージョンだろうが、「ジャコ」という人間が先に立つのであって、そのために「ジャコ脳」を優先して作品が作られるために、曲群は一見、統一性が乏しくてまとまり方が散漫な印象を受けるんだ。
このやり方は明らかにスクエアプッシャーがマネしているよね。
ジャコの変態旋律のベースにのかって、各パートがソロをとる(各々はジャコベースのみ聴かされていて、後でソロをぜんぶ重ねる)一曲目の「クライシス」、ビッグバンド・フュージョン的に音もおセンチ&ハッピーなトラック2、3の「3ビューズ・オブ・シークレット」と「リバティー・シティー」。元曲はバッハのをエレベでデコデコとやっている「半音階的幻想曲」、ビートルズの「ブラックバード」、微妙にアヴァンな「ワード・オブ・マウス」、南国っぽくて幸せな「ジョン・アンド・マリー」と、並べてみるといかにジャコが変態っていうか変な人かがよくわかるよ。
その楽曲群を力ずくで統率してるのは間違いなくジャコの「例の音」だと思う。フレットレスで間延びした音なんだけど、グルーヴィーで的確。なのに間延びした印象。不思議。

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エリック・クラプトン/ワン・モア・カー・ワン・モア・ライダー

One More Car One More Rider One More Car One More Rider
エリック・クラプトン (2002/11/07)
ワーナーミュージックジャパン
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思い切り肩の力抜けたクラプトンだよ。
80年代くらいの、いろんな人とセッションしてるクラプトンの動画はようつべでたくさんみれるけど、クラプトンのギターは真新しくなくて競演者に食われちゃってることが多いんだ。
もともと速弾き系として出てきたクラプトンが、時代の波に呑まれて真新しさを失って、そうした段階を経て悟りに近い域に達したのが最近の老練なクラプトンだと思う。
中尾彬が「そこにいるだけで存在感のある俳優になりたい」って言ってたけど、クラプトンはそれにもう成功してるみたいだよ。
AOR的な、ハードに弾いてるけどなんとなく全体的に安らかな雰囲気も今作の魅力。

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バズコックス/アナザー・ミュージック・イン・ア・ディファレント・キッチン

Another Music in a Different Kitchen Another Music in a Different Kitchen
Buzzcocks (2001/11/20)
Nettwerk
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バズコックスは、ちょっとひねたセンスな、極上のメロディーを聴かせてくれるパンクバンドだよ。
初期パンクの中ではずばぬけた作曲能力があると思う。そのくせちょっとおセンチな感じもあって、なんどもいえず独特なんだ。
一曲目でアーヘイト、バズコックス!って言ってるのかと思ったらアーヘイト、ファストカーズ!なんだね。なんかちょっと残念。

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レッド・ガーランド・トリオ/グルーヴィー

Groovy Groovy
Red Garland Trio (1991/07/01)
Prestige/OJC
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コレに合わせてジャズブルースの練習したなあ。ガーランドのピアノは一緒に弾きやすい。つまり、聴いててわかりやすいということだし、ということはつまり、純粋に楽しい、ということ。競演者もやりやすかったろうと思う。ポールチェンバースのウォーキングベースも生き生きとしている。ジャズって何?という人にコレはすごくオススメしたいっす。

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ラッツ/イン・ア・ラット

In a Rut In a Rut
Ruts (2002/09/23)
Harry May
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クラッシュのフォロワーな感じがプンプンだね。かつ、ピストルズ、ラモーンズ、バズコックスあたりの雰囲気もある。彼らのキラー曲バビロンズ・バーニングだってモロ、クラッシュインスパイア系だよ。所々にダブ、レゲエっぽい曲もあって、クラッシュよりジャマイカっぽくやってるけど不思議とあんまジャマイカっぽくもない。全体的に、ちょっと残念な感じなんだ。
その自分のない感じがナチュラルならそれでいいんけど、曲によってはジョニー六トンだとかジョーストラマーの声もパクってる感じなんだ。良くも悪くも、<B級+>な初期パンクの代名詞って感じ。

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ワンダ・ジャクソン/クイーン・オブ・ロカビリー

Queen of Rockabilly Queen of Rockabilly
Wanda Jackson (2000/10/17)
Ace
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ワンダジャクソンのSっぽい女王様って感じがすごく好きなのだ。
彼女の残したロカビリー系の作品で有名なフジヤマ・ママも入ってる。元々カントリー系の歌手だった彼女がロカビリーを歌ってるんだけど、しかしこの声。
パンキッシュなだみ声であって、カラオケでこの歌い方すると翌日は声がでないと思う。演奏は比較的地味というかそつがないという感じだよ。ヒーカップ(ロカビリーの、歌いはじめにヒッていう歌い方ね)がエロいや。
女性のロカビリーもオツなもんだと思うよ。

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プロディジー/ザ・ファット・オブ・ザ・ランド

The Fat of the Land The Fat of the Land
The Prodigy (1997/07/01)
XL Mute/Maverick/Warner Bros.
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ビッグビートがはやった時期にもてはやされてたよね。
打ち込みのフォーマットの上に、パンク的歌唱とかディストーションギターとかがのっかってて、ものすごくロックやパンクに近い音なんだ。
へんなはなし、これに限っていえば、ダラダラ未だに続けてるGBHだとかコンフリクトとかより、よっぽどパンクかもね。
スマック・マイ・ビッチ・アップとブリーズ、ファイア・スターターあたりがどれも凶悪でカッコいいよ。
90年代に出てきたハードコアとかパンクの、新しい表現方法っていう気がする。激しくて革新的なんだ。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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アラン・ホールズワース/ベスト・アゲインスト・ザ・クロック

ベスト:アゲインスト・ザ・クロック ベスト:アゲインスト・ザ・クロック
アラン・ホールズワース (2005/04/21)
ユニバーサルインターナショナル
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変態チックなフュージョンの人だよ。
ヴァン・ヘイレンが、彼のフレーズ弾けなくてライトハンドを発明したという事実すらあって、ホントにうまいんだ。
でも、彼の音楽はまったくよくないんだ。音階とか、理論とかに縛られちゃってがんじがらめになちゃった人の好例だと思う。もちろんギタリストとしてすげーとは思うけど。
独自の運指方法とか音楽理論を持ってる人で、なんていうか、数学者みたいな感じなんだ。

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ジャム/イン・ザ・シティ

In the City In the City
The Jam (2004/08/09)
Polygram International
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我らがポールウェラー率いる、ジャムの1枚目だよ。
たしか、ウェラー兄貴は当時19とかそんなもんだったんだけど、こうして独自の路線が確立されてるのがすごいよね。
音は、モータウンとかタムラのR&Bを、パンク奏法で速くやった、って感じ。ウェラーさんがドクターフィールグッドのウィルコに影響された、ってだけあってギターもリッケンのガリガリしたカッティングを聴かせてくれてるよ。
でも、ぶっちゃけ個人的には、そんな好きなアルバムではないのだ。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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シャークス/ファントム・ロッカーズ

ファントム・ロッカーズ ファントム・ロッカーズ
シャークス (2005/07/06)
ヴィヴィッド
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ヒッチコックマナーな、初期サイコビリーの魅力が伝わってくるジャケがカッコいいシャークスのアルバムだよ。
内容は、控えめ、B級センス、クリーントーン、サイコ的にはお手本過ぎるくらいの名盤。
しかもフレンジーの前哨戦といってもすでにスティーブ・ホワイトハウスのスラップもキレキレなんだ。
まあ、曲は音楽としてはE級くらいだし、ロカとしてもB級だよ。あ、ショート・シャーク・ショックはカッコいいけど。
でも、ジャケ見れば分かるとおり、ロカ系とはいえ、プレスリーとかとは違ったもので、B級作品であることに意味があるんだと思う。
っていうとなんか薄っぺらいけど、実際この裁縫針の穴に糸を通すような絶妙なB級センスは、なんともいえず魅力的なんだ。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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スカタライツ/ガンズ・オブ・ナヴァローン・ザ・ベスト・オブ・スカタライツ

Guns of Navarone Guns of Navarone
Skatalites (2003/01/20)
Trojan
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スカといえばスカタライツなベスト盤だよ。
たぶんオーセンティックなオリジナルスカで一番有名なスカタライツだけど、ホントカッコいいよね。
超有名曲、ガンズオブナヴァローンはそもそもはスペシャルズのカバーで知ったんだけど、やっぱりオリジナルバージョンの方がカッコよく思える。

テーマ:レゲエ - ジャンル:音楽

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アークティック・モンキーズ/ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット

ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット
アークティック・モンキーズ (2006/01/25)
Domino/Hostess
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不動の人気を獲得したっぽいアークティックモンキーズの1枚目だよ。
カッティングの効いたギター、グルーヴィーなベースラインでダンスチューンとしての楽しさを保ちつつ、初期パンクを彷彿とさせる正統なハチャメチャでドタバタなロックっぽいロウな部分もある。
でも、何せ彼らの凄いのは、捨て曲がないことだよね。最近のロックって言うほどあんまし面白いとは思わないけど、久々にふつうにカッコいいのが来た!って感じ。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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ハービー・マン/メンフィス・アンダーグラウンド

Memphis Underground Memphis Underground
Herbie Mann (1991/07/01)
Warner Jazz
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フュージョン黎明の時代の、ジャズロックの名盤だよ。
これらとフュージョン、ジャズファンクってのを僕はうまく分けたりって出来ないんだけど、本作ではドラミングがすごいロックっぽい。でも基本的にはファンクを感じる。
ハービーマンってフルートの人なんだけど、風邪をこじらした犬の声みたいな音で、上半身はだか(胸毛だらけ)で、ブルーノートを吹きすさぶ様もすごくロックなんだ。
僕の大好きなヴァイブ奏者、ロイエアーズも参加してるのが個人的にはまたポイントが高いんだ。絶対オススメ出来る一枚。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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ソニー・クリス/ゴー・マン!

ゴー・マン! ゴー・マン!
ソニー・クリス (2006/07/26)
東芝EMI
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お…モダーンズだねぇこのジャケ。って思ったあなた。ビートモッズバンドばっか聴いてるばあいじゃあないよ。
ソニークリスなんて知ってる人は少ない。と思う。
彼の魅力は、速いの吹かしてもまぁOK、なにせ、泣きのメロディーを吹かせれば、泣きはしないまでも、哀愁の歌謡曲ブルースの世界観に突入しかねぬ気分にならぬともいえないのだ。
それもそのはず、クリスは社会との齟齬を感じていた人で、最後はピストル自殺を図って死んじゃうのだ。そうした部分を鑑みて、ひとはクリスのソロで涙するのだ。きっと。
そういうのって、ロックスターの死とはぜんぜんちがう領域だよ。旋律に反映された、その微細な差を我々は楽しめるって話。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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ジョー・パス/ヴァーチュオーゾ

ヴァーチュオーゾ ヴァーチュオーゾ
ジョー・パス (2005/09/22)
ビクターエンタテインメント
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ジョーパスのギター一本で奏でるソロ&コードワークだよ。

三国志の関羽はもともとヤクザ者だった。張飛もそうだ。当たり前だ。劉備といえども、漢朝の正統継承を謳ってはいたけれどそれも眉唾な気がしてならない。彼も元々どんな素性なのかわからない、とすれば、いわゆる「善なる蜀」のイメージ、すなわち小説やマンガの三国志と乖離した、新たな三国志の楽しみ方が立ち現れてくるだろう。
さて、ジョーパスにしたって、ジャズギターなんて弾いてるけど元々ゴロツキだったんだ。むかしむかし、ジャズとはそういうものだったようなんだ。
という、とんでもない前置きだったが、本作ではそのジョーパスのソロの調べ、特にコードソロの響きを聴くことが出来るのが嬉しい一枚だよ。
ジョーパスが部屋のはじっこでギターと向き合って、笑顔で楽しくひそひそ話をしてる感じが、すごく朝の雰囲気に合うんだ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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XTC/イングリッシュ・セットゥルメント

English Settlement English Settlement
XTC (2002/06/25)
Virgin
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パンク上がりの彼らだけど、その後の方向性は独特。
この作品はロックだけど同時に芸術的でもあったんだ。
ファンクのポリリズムもビックリなリズムの粒子の飛び回り方。独特の、何とも形容しがたい唯一無二、捻くれたポップセンス。

でもまぁそこら辺を真摯に、ストイックに追求するあまり、潔癖すぎる印象がついてそれであんま言うほど人気ないのかもしれない。XTCって。
実力とか作品のクオリティーだけならホントに素晴らしいバンドなんだけど、ロックの魅力ともいうべきペテンぽくてダーティーな部分が少ないんだよなあ。
それでもこのアルバムは名作だし、僕自身も大好きなんだけどね。

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サン・ラ/世界の終焉

世界の終焉(紙) 世界の終焉(紙)
サン・ラー (2003/08/27)
ユニバーサルクラシック
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土星からの使者サンラが、ドイツでの演奏を録音したモノだよ。まず、曲の題が凄いんだ。

1.怪奇な夢〜怪奇な世界〜暗黒の神話/世界の終焉 2.黒い森の神話 3.ワツシ 4.神話対現実/天使の宣言/宇宙の彼方 5.デュオス

シュールレアリズム画家に影響を与えたボッシュの絵をジャケットに配してる時点で内容も推して知るべしなんだけど、これも面白い作品。何年聴いても飽きない。多少音悪いけどね。

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サン・ラ/スペース・ウェイズ

Spaceways Spaceways
Arkhestra & Sun Ra ()
Free
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さあロケットに乗って宇宙への旅の始まりだ!というファンタジックなものじゃあないんだ。
彼の音楽はそんな稚気にスペーシーなモノではなくて、かといって我々は彼の音楽から難解で得体の知れない宇宙の真理を本気で学び取ろうとしているわけでもないよね。サンラの音楽はそこまでヘンなものじゃない。
ただ、我々は虚空にポン、と投げ出されてしまう。宇宙と思ったらよくわからない灰色の部屋だった、うわ、なんだココは、というイメージだよ。
本作は極端に映画音楽とかミュージカル音楽っぽくもある。急に無機質で変なコーラスが入ったりしてちょっとびっくりするよ。

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サン・ラ/ザ・フューチャリスティック・サウンド・オブ・サン・ラ

ザ・フューチャリスティック・サウンド・オブ・サン・ラ ザ・フューチャリスティック・サウンド・オブ・サン・ラ
サン・ラ、リッキー・ムーレイ 他 (2001/06/21)
コロムビアミュージックエンタテインメント
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まっとうなジャズ気味のことをやってるサンラだよ。
ていうか素晴らしすぎ。いや。まっとうなジャズっぽいけど、違う感じなんだ。スペーシーとかいってしまえば簡単なんだけど、それだけじゃない。そういう意味で、この作品はあえてスペーシーな部分をギンギンに押し出してないところに彼の異様さが逆に活きてる、って感じかもね。異様なジャズ。ロックとか、クラブミュージックとか聴いてる人も、こういうのを聴いてないならたぶん気に入るから聴くべきだと思う。サンラの壁、でかすぎ!

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ウェイ・アウト・ウェスト/静と動

静と動 静と動
ウェイ・アウト・ウェスト (2001/08/08)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
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先輩から借りパクしたっきりなプログレハウスだよ。
まさに静と動。ジャケ通りな、上下の浮遊感がある内容なんだ。闇の中から深夜のテールライトのようにキック音が浮かび上がってくる。気分は回遊魚って感じ。静と動。

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ボーズ・オブ・カナダ/トランス・カナダ・ハイウェイ

Trans Canada Highway Trans Canada Highway
Boards of Canada (2006/05/30)
Warp
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キャンプファイア…と今作の一曲目かぶってる、ミニアルバムだよ。
後半はよりリズムレスの展開に。寝る前のチルアウトタイムにとても重宝すると思うよ。

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東京スカパラダイス・オーケストラ/ストンピン・オン・ダウン・ビート・アレイ

Stompin' On Down Beat Alley (CCCD) Stompin' On Down Beat Alley (CCCD)
東京スカパラダイスオーケストラ (2002/05/22)
カッティング・エッジ
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スカパラってけっこう好き。今作は割とバランスいいと思う。スカの歴史をおざなりにしないようにしつつ、極上のJPOPにしてる、て感じかな。

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ゴリラ/ジェネティック・ジョーク

Genetic Joke Genetic Joke
Gorilla (2000/10/10)
CRAZY LOVE
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サイコビリーバンド。聴いてると、ロカサイコも両方ホントに大好き感が伝わってくるのだ。見た目はゴリラですが、結構優しくて繊細、って感じだよ。
とはいえサイコのギンギンなディストーションかかってる感じはぜんぜんカッコよくない。もっとロカっぽいクールでカッコいい曲は作れるんだろうけど、ディストーションをかけちゃう、という。
たまに魅せるイナセでハイ・テクニックなフレーズを、もっと、もっと出して欲しい、ゆくゆくはネオロカバンドになって欲しい、そんな風に、陰ながら思っているわけでございます。
最後の曲「ホテル・ファントム」は、BSOばりにホーンセクション使ってしかもサイコという曲でなかなかいけるね。
たまにほんとブライアンセッツァーに匹敵するような、上手なギターのフレーズを弾いたりもして、そういう面でも侮れないのだ。

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ダラー・ブランド/アフリカン・ピアノ

African Piano African Piano
Dollar Brand (1988/09/01)
Ecm
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彼とて、まさしくアフリカ回帰型のアーティストなんだ。そんな関係で名前もいっぱいあってすこぶるややこしい。本作はピアノでの独演。何がアフリカなの?と思うがそれはわかんない。アフリカ音楽的な、転回、ループは存在するよ。
演奏自体もポップでクルクル明るい旋律が転げ回っている。しかし訴えかけるモノはある。あ、ディランの長上さに似通ってるかもね!双方とも政治的テーマを孕んでいるあたりを見ても、何かを訴えるときというのは、饒舌にもなるし、同じこと何遍も言っちゃうものだ。

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ジャームス/(MIA)コンプリート・アンソロジー

(MIA): The Complete Anthology (MIA): The Complete Anthology
The Germs (2000/10/17)
Slash/Rhino
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LAパンクといえばジャームス、ゴリラ顔のシドといえば実践型リブファスト・ダイヤング野郎のダービー・クラッシュだよ。
このバンドのボーカルのダービークラッシュは、ドラッグのオーバードーズで死んじゃうんだけど、きっとそういう過去も今の名声の一端を担ってるんだろうね。音は、全然へたっぴなパンクだよ。あまりに歌も演奏もヨレヨレ過ぎて、個人的にはあんまし好きじゃない。でも有名な一枚だから、聴きたい人は聴けばいいと思う。

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ラモーンズ/ロコ・ライブ

Loco Live Loco Live
The Ramones (1992/03/31)
WEA
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ラモーンズのライブ盤。安定した演奏と、曲を網羅してくれてるのが魅力だね。イントロから演奏に雪崩れ込む瞬間が有無を言わさぬ勢いでパンクだよ。ヘイ!ホー!

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イーター/コンプリート・イーター

The Compleat Eater The Compleat Eater
Eater (1993/04/08)
Anagram
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結成当初はメンバーがミドルティーンだったイーターのベストだよ。
初期の曲は16かそこらの連中がガチャガチャやりながら、どこか爽やかなダミ声で歌ってるんだ。後期くらいになると、茶渋感が出始めて、それはそれでカッコいいのだ。

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ポール・チェンバース/ベース・オン・トップ

ベース・オン・トップ ベース・オン・トップ
ポール・チェンバース (1996/07/24)
東芝EMI
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ポールチェンバースのリーダー作品だけど、うーん。俺にはまだ難しいっすね。いや、内容は比較的聴きやすいのだ。それにしたって、ベースって難しいな。重低音のベースソロが延々と繰り広げられる。ぶっちゃけ俺には退屈です…。
その後に、満を持して、チェンバースのウォーキングが始まる。その瞬間をひたすら待つアルバムだと思っている。
チェンバースのウォーキングに限れば、しかしどう聴いても素晴らしいのであった。

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スカ・クバーノ/アイ・カランバ!

Ay Caramba! Ay Caramba!
Ska Cubano (2006/07/11)
Cumbancha
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キューバ音楽とジャマイカ音楽のミックス。あいかわらずカッコいいよ。
スカで一番好きな曲の一曲であるサミー・ノー・デッドのややキューバン風味の完璧な演奏なんか、ゾクゾクっとくるくらいステキ。オーセンティックな音好きな人は、たぶん好きになると思う。

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スカ・クバーノ/スカ・クバーノ

Ska Cubano Ska Cubano
スカ・クバーノ (2003/07/23)
ビクターエンタテインメント
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ジャマイカも、キューバもカリブ海に浮かぶ島国である。では何故、スカキューバンの間には音楽的交流がなかったのか。政治的理由で交流がなくなっちゃったのである。
ということでその「あったかも知れないスカキューバン」をやっているのがコレ。
ヘタウマなものかと思ってしばらく買わずに放置してたんだけど、買ったら、マジでいい。キューバのベテラン演奏家たち演奏なので、企画盤的嘘臭さは、一切ない。そればかりか、実際にこんな音楽が何十年前からあったんではないか、と思える素晴らしさだ。
スカの裏打ちと「ダンッダンッ」ってバスドラに、キューバンの郷愁を誘う洒落た旋律が乗っかる。悪いはずがない。ハッピーで、ちょっと切なくて、センチメンタルなお祭り騒ぎなキューバンスカである。文化的フォローもある。演奏も凄くうまい。ていうか、コレ、ほんと素晴らしいです。一応カテゴリーではスカとして扱ってます。

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チェット・ベイカー/チェット・ベイカー・シングス

Chet Baker Sings Chet Baker Sings
Chet Baker (1998/01/27)
Pacific Jazz
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一時期はジャズの帝王マイルス・デイヴィスより人気のあったペッターだったんだけど、チェットは歌も歌えたんだ。しかももの凄く魅力的に。
彼の声はボサノヴァにも影響を与えたと言われるんだけど、飄々としてるけど純真で中性的な、無垢な歌声。ペットよりボーカルの方が好き、ってひとは世界中にいっぱいいるのだ。
マイ・ファニー・バレンタインのチェット・ボーカルバージョンは特に必聴。
でもトランペッターがボーカルアルバムで、もしかしたらペット以上の名声を得れたっていうのはすごいし、ちょっと面白いよね。

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ブッカー・T・&・ザ・MGズ/グリ−ン・オニオンズ

Green Onions Green Onions
Booker T. & The MG's (1991/06/11)
Atlantic
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ラーメンでいえば長ネギのような、脇役だけど主役、みたいなまさにグリーンオニオンなサザンソウルのグループだよ。モッズに人気だったから、ロック好きな人も名前くらい覚えてて損はないかも。
ゆるーいリズムセクションにリヴァーブのかかったテレキャスのギターとこれもゆるいブッカーTのハモンドオルガン。どことなく不穏な雰囲気すらあるグリーンオニオンズ。長ネギ。聞いた話だと、ダブの世界観もに影響を及ぼしたんだって。
映画さらば青春の光でもお馴染みになった名曲だけど、ホントはライブで曲のつなぎにするべく作られた曲なんだってさ。

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