ベン・ウエストビーチ/ウェルカム・トゥー・ユア・ベスト・イヤーズ・オブ・ユア・ライフ2007-08-13 Mon 11:46
Ben Westbeech/Welcome to the Best Years of Your Life んー。久々に聴いたら、なかなかいーな。 ジャミロクワイとの類似性が指摘されてますが、そもそもサウンドがむちゃんこジャミロクワイなんだよなあ。んで、2人ともロイエアーズをフェイバリットに挙げてて納得。ああいう感じに惹かれてるんだよね彼ら。 JKと決定的に違うのは、ベンの方はヒップホップや2ステップ以降のドラムンベースの音を取り入れてるとこ。でも今聴いてみたら、思ったよりドラムンベースじゃなかった。最初聴いた頃はもっとブリブリした印象だったんだけどな…。 まーさらには全楽器をこなすマルチな才能と言うことなんですが、それが故の中途半端になってしまうのだけは気をつけてやってって欲しいっす。それでなくても、JK程歌もうまくないし、顔も労働者階級&酒ヤケ風の老け顔なのだから…。 |
デビッド・リンチ/インランド・エンパイア2007-07-24 Tue 04:34
ディスクレビューのみに絞って細々やってますが、リンチの新作があまりにも凄かったんでレビューします。
もうずっと楽しみにしとったんで公開2日目に観にいったんですけど、やっぱ相当混んでますね。小さいシアターなんでそれほど人の波、とかいうわけではなくって、7時に観るには3時にチケット買わないとダメって状況。しかも異国の地に等しい恵比寿で。 で、チケット買って後はやることもないのでビール飲むしかなく(笑)ずいぶんまったりしてて、突然の暗転。 ![]() 本作はモロにリンチって感じでした。 リンチ本人は「マルホランド・ドライブみたいな感じ」って言ってたみたいだけどどっちかっていうとイレイザーヘッドに近い感触だと思う。マルホランドは一応、観客に色々考える余地が与えられていたように思うけど、今作はさながら地獄行きのジェットコースター。蛭子能収の「地獄のサラリーマン」の最後のシーンを思い出してもらってもいいです。とにかく、めくるめく悪夢。子供が観たらショックで死ぬ可能性あります。 大筋は「女優が役と現実の見境がつかなくなる話」なんですが、狂ってっちゃう人の頭の中を覗いたみたいな感じでしたね。3時間に渡る長尺のうち、後半の2時間45分は自我がぶっ壊されそうだったんですが(笑)ホント、酒疲れもあって精神にきた。そういう意味でマルホランドの「不思議だなー」て感じよりもイレイザーヘッドの「あ、、ヤバイ」て感じに近かったです。 主演はローラ・ダーン。彼女の顔芸も凄かった。しかしスウィートなシーンも、狂気のシーンも同等にこなす素晴らしい演技。ジャスティン・セローの世俗的なキャラと、普通のいい男っぷりがおそらく今回の作品唯一の良心。綺麗な眉毛で演技をする人で、リンチ映画のブワブワした不条理さの中、アメリカンな眉毛の動きがなんだか夜道に浮かんだ道しるべのよーだった。 まーあんましネタばらししてもアレなんで。 ゴダール、安部公房、不思議の国のアリス、フェリーニ、ブニュエル辺りを高度に昇華したような作風です。映像の切った貼ったのうちにストーリーが現れては消えてく感じはすごくゴダールの「気狂いピエロ」的だなあ、とも思ったり。前作は一応の解決が用意されてましたが今回はそれもないと思うんだよなあ。そこら辺は安部公房的。 とにかく3時間の長尺のほとんどが悪夢への潜行。悪夢から解放されたと思いきや、まだ悪夢の中、が全編に渡って延々と続きます。素晴らしかったわ。後半は特にホラーとしても観れるんで、怖いモノ好きの人にもオススメしたい感じです。 あと、エンドクレジットでちょびっとチルアウトしてくれるんで、そこら辺はリンチの良心なのかなあ、と。もっと違うタイプのエンディングだったら観客が暗い気持ちになるわな。 ということで。素晴らしかった。★五つです。 久々に当たりの映画でしたー。 |
テイク6/ウィー・ウィッシュ・ユー・アー・メリー・クリスマス2007-01-24 Wed 23:32
全員がクリスチャンだというテイク6のクリスマスのハーモニーにはエロさがまったくない。何となくジャジーでオールディーズ風でもある洗練されたゴスペルは驚くべき工夫がなされた和音の響きを生じさせる。 日本人の知ってる曲ばっかだし、内容がいいんでクリスマス以外にもふつうに聴きます。ボーイズ2メンの100倍くらい技術あるよね。比べるモンでもないのかもしれないけどさ。 |
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